ユーロ円のFX戦略
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【ユーロ円の特徴】
「値動きの頻度が多め」
「トレンドが継続し易い」
「日本時間はドル円に連れた動きとなり易い」
「欧州勢本格参入後は順張りメイン」
「地政学リスクで売られ易い」
「株安で売られ易い」
「エネルギー資源の価格と逆相関」
「ドルの上昇要因がユーロの下落要因となり易い。逆も然り」
「日銀が大幅利上げを行う可能性は非常に低い」
「ドル円とユーロドルのチャートの方向が同じになったら急激に動く」
【ドルの買い材料】
「FRBの利上げ」
「FRBがタカ派姿勢」
「米国債利回り上昇」
「アメリカの経済指標が改善」
【ユーロの買い材料】
「ECBの利上げ」
「ECBがタカ派姿勢」
「地政学リスク後退」
「エネルギー価格下落」
「ドイツ国債利回り上昇」
「ユーロ圏の経済指標改善」
【円の買い材料】
「リスクオフ」
「資源価格下落」
「日銀利上げ」
「日銀がタカ派」
「株価下落」
「国債利回りの下落(特に米国債利回りの下落)」
【取引材料が無くても大幅変動する理由】
これといったユーロや円の取引材料が見当たらないのに何故かユーロ円のレートが大幅変動したり、トレンドが長く続くという経験をした事がありませんか?
例えば「ユーロの売り材料が何も見当たらない。円買いの材料も特に無し。寧ろユーロ買い・円売りの材料の方が強いまである。それなのに私がユーロ円を買ったら大幅下落した。それも短時間だけではなく長時間に渡ってどんどん下落して行く。どういう事だ!?」
これはドルが最も取引量が多い通貨であるという事と、ユーロがアンチドルの性質を持っているからです。
ユーロドルは最も取引量が多い通貨ペアであるが故にドルが買われると、これといったユーロの売り材料が見当たらなくてもユーロが売られるという事がよくあります。ドル買い材料があればそれだけでユーロが売られます。
FXは買い注文が入ればレートが上がる、注文規模が大きい程レート変動幅も大きくなるという仕組みです。ユーロよりドルの方が取引量が多い為、ユーロの買い材料があってもドルの買い材料があればユーロは下がる事の方が多くなります。
ユーロ円の取引量よりユーロドルの取引量の方が圧倒的に多く、ユーロの買い材料と円の売り材料の両方がある時でも、強いドルの買い材料があればドル買いによるユーロドルの下落でユーロ円は下落します。
ユーロ円でトレードする時はユーロ円単体で考えるのではなく、ドルが買われているのか、売られているのかを把握する事が重要です。
大口がどの情報に注目してトレードしているかを把握する必要があります。注目されていないと重要度の高い経済指標であってもレートに動きが見られない事があります。的外れな情報に固執して本当に重要な情報を軽視してしまうと、値動きが意味不明でトレードが分が悪いギャンブルとなってしまいます。
大口がどの情報を根拠にレートを上昇と下落のどちらへ動かそうとしているのかを把握すれば、優位性の有る勝ち易いトレードが出来る様になります。
ユーロ円のトレードはドル円とユーロドルの方向が同じ時が狙い目です。(ドル円とユーロドルがどちらも上昇又はどちらも下落)
【ユーロ円のチャートをドル円やユーロドルと見比べる】
ユーロ円とドル円のチャートに類似性があれば円主導の値動きです。ドル円メインで考えます。
ユーロ円がユーロドルのチャートと類似性があればドル主導の値動きです。ユーロドルメインで考えます。
【急激に動いた時の情報を探す】
円主導の値動きなら主にドル円のチャートを見て、ドル主導の値動きなら主にユーロドルのチャートを見てレートがどの時間で急激に動いのかを確認します。
確認出来たらFX業者などのニュースや経済指標の結果発表でその時間にどんな情報が出たのかを把握します。チャートが動いてから数分後に情報が見れる事が多いです。
把握した情報が買い材料と売り材料のどちらなのかを意識します。意識した方向と同じ方向にレートが動いている事を確認します。
売り買いどちらとも言い難い情報であった場合や、チャートが意識した方向と違う方向へ動いている時は、他の急激に動いた時間とその時間にどんな情報が出たのかを探します。
【テクニカル分析はドルストレートで行う】
円主導の値動きなら主にドル円のチャートを見て、ドル主導の値動きなら主にユーロドルのチャートを見てテクニカル分析を行いましょう。エントリー・決済のタイミングの見極めはユーロ円のチャートよりもドルストレートのチャートを重視して決定します。
主に見ているチャートとユーロ円のチャートで類似性が保たれている事を意識します。
ドル円とユーロドルのチャートの方向(上昇トレンド又は下降トレンド)が同じであればユーロ円の順張りで大きな利益を得られるチャンスです。
【現在のトレンドの強さと値幅の大きさを確認】
ユーロ円のチャートに加えて円主導ならドル円のチャート、ドル主導ならユーロドルのチャートも見ましょう。
トレンドの方向性が無く値幅も小さければトレードを見送る事をお勧めします。
トレンドの方向性は無いが値幅が大きい場合は、欧州勢本格参入前の日本時間であれば逆張りが狙えます。日本時間の9:00~15:00までが目安です。
トレンドの方向性は有るが値幅が小さい場合は上昇トレンドなら押し目買い狙い。下降トレンドなら戻り売り狙い。但し、勢いよく下がっている最中に買わない事、上がっている最中に売らない事を意識します。
トレンドの方向性が有って値幅が大きい場合は積極的に順張りを行いましょう。
【ユーロ円の時間帯に応じたトレード方針】
【東京時間(9:00~15:00)】
円主導の相場であり、ユーロ円はドル円に類似した値動きとなる事が多いです。ユーロドルのボラティリティが大きい場合はユーロドルに類似した値動きとなる場合もあります。
東京時間ではドル円はレンジ相場となる事が多く、ユーロ円もレンジの逆張りが狙えます。逆張りする場合は売り買い両方でのエントリーを狙うよりも、ユーロドルのトレンドの方向や前営業日のアメリカ時間のユーロ円のトレンドの方向に合わせてエントリーするのがお勧めです。
ユーロドルに類似した値動きとなっている場合はユーロドルに合わせて順張りでエントリーしましょう。ドル円の値動きの方向が反転するタイミングでユーロ円も反転する事があるので、ドル円がレンジの上限又は下限近辺で反転する兆しを見せたら一旦決済しても良いです。
【欧州時間(夏時間15:00~21:00、冬時間16:00~22:00)】
円主導からユーロやポンド主導の相場となります。ユーロ円はドル円よりユーロドルの影響が大きくなります。東京時間よりレンジ相場になる可能性は低く、トレンドが発生し易くなります。
欧州時間のユーロ円はユーロドルに類似した値動きとなっている事を確認しつつ、ユーロドルに合わせて順張りでエントリーするのが基本です。
ポンドの値動きがユーロ円に影響を与える事があります。ポンドの影響を考える時は先ずポンドドルのチャートを見ます。ボラティリティが大きくなっていればポンドの値動きがユーロ円に及ぼす影響が大きい状態です。ポンドドルとドル円のボラティリティが小さければユーロ円はユーロドルに合わせて順張りする事に集中するのが良いでしょう。
次にユーロポンドのチャートを見ます。方向性が出ていない時はポンドの値動きがユーロのボラティリティをポンドと同じ方向へ増大させる効果があります。逆に明確にトレンドが出ている時はポンドと同じ方向へのユーロのボラティリティを抑制します。
【アメリカ時間(夏時間21:00~06:00、冬時間22:00~07:00)】
ドルの値動きが活発になり、ユーロドルの値幅の大きさ・トレンドの継続し易さ・テクニカル分析の機能し易さの全ての傾向が強く出る時間帯であり、ユーロドルとユーロ円の連動性が最も高くなる時間帯です。
ドル円にトレンドが出易い時間帯でもあり、ドル円とユーロドルのチャートの方向が同じになったらユーロ円は短時間で急激に動きます。逆にドル円とユーロドルのチャートの方向が逆になるとユーロ円の値動きは鈍ります。
ドル円とユーロドルのチャートの方向が同じになった時を狙ってユーロドルの値動きにあわせて順張りでエントリーするのがお勧めです。
【重要度が特に高い経済指標】
【アメリカの経済指標】
「米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後政策金利発表」
「FOMC声明」
「FRB議長定例記者会見」
「個人消費支出(PCEデフレーター)」
「非農業部門雇用者数変化」
「失業率 」
【ユーロ圏の経済指標】
「消費者物価指数(HICP)」
「失業率 」
「欧州中央銀行(ECB)政策金利」
「欧州中央銀行(ECB)総裁定例記者会見」
【日本の経済指標】
「日銀政策金利発表」
「日銀総裁定例記者会見」
#この記事は筆者(tetsuryu)の独自解釈であり内容の正確性を保証するものではありません。

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